2007-06-19 もう行かないと 日記 深夜の高速道路をドライブしている時の アスファルトに浮かぶヘッドライトの光輪のような 無表情な空閑が そっと側に漂っているのを感じるだけで その他には ただ 夜がどこまでも 夜としてたちこめる夜 僕の前世はフクロウなんじゃないかな なんて 思ってしまうほど 夜は僕に優しい 夜はいつも 「忘れてしまいなさい」 と言う そして焚き火のような ノロノロとした灯りを そっと側に置いて暖めてくれる だけども僕 もう行かないと 今のうちに もう行かないと