人間の霊性を思う深夜零時の日記


なんで胸がこんなに痛いんだろう
あぁ歳はとってもハートは純な僕ですよ


決して手に入らないものが
どうしても自分に必要だというのは
矛盾であり
矛盾は苦しみを運んでくるけど
乗り越えよう
一歩一歩
1ミリづつ1メートルになるまで


人間の霊性を思う
ベランダの空に浮かぶ不可思議なイメージの数々
会った事もない人々の生活に共感を覚えたり
夕焼け
雨の音
美味しいパンを食べる時の小麦の匂い
世界は心の中に
ぼくの
あなたの
心の中に


何故あなたはそんなにも魅力的なのか?
それは
ぼくの心の中にあなたが魅力的である理由があり
あなたの心の中に
あなたが魅力的であることについての
何らかの秘密が隠されているんだろう
それはまるで
グランドキャニオンや
土星の輪や
インディージョーンズが探す歴史上の秘宝のようだけど
きっとそれは
そんなものではなく
人間の霊性なんだと
そう思います


いますぐあなたを引き寄せて
あなたを抱きしめて
あなたに口づけして
僕の体の中のがらんどうを
あなたの匂いでいっぱいにしてしまいたい


だけども
そうはいかない
そうはならない


こんな欠乏は僕にどんな未来を運んでくるのだろう?
そんなことを考えながら
きっとそんなことは
頭の中で考えるようなことではないさ


頭の中で考えるようになると
もうそれは
根から切り取られた花みたいなもんだ
現実を意識したときには
もうそれは現実ではなくなっていることって
しょっちゅう見ることだよな


生々しく
フレッシュなものは
そっとそのまま
置いておけばいい
結果のことなど考えず
日々じぶんがやるべき事を確実に


人間の霊性を思う深夜零時の日記