さよならナイーブ
どんなに欲しくても
手に入らないものがあるってことは
ずっと前に知ってた
知ってたけど
こんなことになる
こんな気持ちはきっと
攻撃性を孕んでて
凶暴な自分を容易く解放しがちだ
こんな気持ちできっと
自分もクタクタになってしまう
だけどもこれは別の問題で
もともとヨレヨレだったとも思う
ナイーブさってのは
歳を重ねるうちに無くなるものなのか
それとも思い切って捨ててしまうものなのか
そうでなければ
ずっと持っていて良いものなのかな
こんな感じを和らげるのは
きっと時間だけだな
そしてカサブタがはげて
忘れてしまえる時がきたら
ナイーブさなんてものはもう
無くなっているんじゃないかと思うよ
そしてそんなことは
良いことでも
悪いことでも
どっちでもないんだと
そう思うよ